犬・猫の病気

犬の病気

アトピー性皮膚炎

わんちゃんの皮膚病には大きく分けて、「寄生虫性皮膚炎」「細菌性皮膚炎」「真菌性皮膚炎」「内分泌性異常(ホルモン性)」「アレルギー性皮膚炎」の5つがあります。このうち特に多いのが、アトピー性皮膚炎です。

アトピー性皮膚炎は、主にハウスダスト内のダニが原因で発生し、足、脇、顔などに炎症が起こります。ダニ以外にも、食物アレルギーが引き金となった症状を引き起こす場合もあります。

症状

  • 足、内股、脇、顔、耳などの皮膚が炎症を起こす
  • 頻繁に患部をなめたり、噛んだり、引っ掻いたりを繰り返す

歯石・歯周病

わんちゃんの長寿化にともない、歯周病が増えています。「口臭がする」「歯に茶色いものが付着している」「歯茎が腫れている」などの症状に気づかれた時には、一度当院にご相談ください。歯周病が進行すると、細菌が血管から侵入し、感染症を引き起こす場合があります。歯周病は歯石の付着が原因となって起こるため、毎日の歯のケアが重要となります。

症状

  • 強い口臭がする
  • 歯に茶色いものが付着している
  • 歯茎が赤く腫れている
  • 歯がぐらぐらと動く
  • ご飯を食べづらそうにしている
  • 嘔吐

フィラリア症

フィラリアに感染した蚊を媒介として、わんちゃんからわんちゃんへと感染していく病気です。フィラリア成虫が肺動脈や右心室に寄生し、心臓のほか、肝臓や腎臓などの臓器に障害をもたらします。最悪の場合、命を落とすこともある病気ですので、当院で予防接種を受けられて、わんちゃんをフィラリアから守ってあげるようにしてください。

症状

  • 食欲不振
  • 痩せてきた
  • 散歩に行きたがらない
  • 元気がない
  • 咳をする
  • 腹部が異常に膨らんでいる
  • 目、口などの粘膜が白い
  • 赤い色の尿をする

膝蓋骨内方脱臼(小型犬)

膝蓋骨(しつがいこつ)とは膝のお皿の骨のことで、大腿骨にある滑車溝という窪みの中にはまっていて、屈伸運動などの動作と関わりがあります。この膝蓋骨が滑車溝から外れた状態を「膝蓋骨脱臼」と言い、内側に外れたものを「膝蓋骨内方脱臼」と言います。小型犬では、この膝蓋骨内方脱臼が多くみられます。

膝蓋骨内方脱臼の原因には、遺伝などの先天性のものと、打撲や落下などによる外傷、また、栄養障害などによる後天性のものがあり、脱臼の程度や骨の変形からその症状はグレードⅠ~Ⅳに分類されます。

症状分類
グレードⅠ 膝蓋骨を押すと脱臼するが、通常は滑車溝に収まっている。基本的に無症状だが、時々症状が現れる。
グレードⅡ 膝蓋骨が脱臼と整復を繰り返している状態で、無症状から重度の跛行まで様々な症状が現れる。また、経度の骨格変形がみられる。
グレードⅢ 膝蓋骨を押せば正常な位置に戻せるが、通常は脱臼している状態。歩き方がおかしいなどの症状が現れる。また、骨格の変形が目立つようになる。
グレードⅣ 膝蓋骨が常に脱臼している状態で、押しても正常な位置に戻すことができない状態。骨格の変形も重度となる。

一般的にグレードⅢ以上は手術が必要となります。また進行性の病気なので、1歳未満でグレードⅡ以上であれば、手術が必要となる場合もあります。

症状

  • 歩き始めにスキップをする
  • 足を引きずるようにして歩く
  • 足を浮かせるようにして歩く
  • 膝を曲げ伸ばしした時、カクカクと異音がする

猫の病気

泌尿器症候群(FUS)

泌尿器症候群は、尿路が部分的、または完全な閉塞することで起こります。排尿障害や血尿などの症状が現れます。尿路が完全に閉鎖されてしまうと、数日で尿毒素を起こし、最悪の場合、命を落としてしまうこともあります。泌尿器症候群の原因の多くは砂粒状物質や結石で、これに細菌感染が加わることで発症します。

症状

  • 尿の回数が増えた
  • 尿に血が混じっている
  • 尿が出ない
  • トイレの場所には行くが、尿が出ていない
  • 尿をする時に、痛そうなしぐさをする
  • 食欲不振
  • 嘔吐

口内炎

口内炎の原因は様々ですが、ねこちゃんの場合、猫カリシウイルス、猫ヘルペスウイルス、猫白血病ウイルス、猫免疫不全ウイルスなどの感染が原因となって発症するケースが多くみられます。発症すると、口臭、粘り気のある濃いヨダレが出る、口腔粘膜の充血・出血・ただれ、舌の潰瘍などの症状が現れ、満足に食事がとれなくなり、痩せていってしまう場合があります。

症状

  • 口臭がする
  • 粘り気のある濃いヨダレが出る
  • 硬い物を噛むのを嫌がる
  • 口腔粘膜の充血・出血・ただれ
  • 舌の腫瘍

猫リンパ腫・白血病

猫リンパ腫・白血病とは、リンパ系の細胞が腫瘍化することで起こる悪性腫瘍です。発症後すぐに治療を受けないと、1~2ヶ月で命を落としてしまうこともあります。多くの場合、猫白血病ウイルス(FeLV)の感染が原因となって起こります。

症状

  • 食欲不振
  • 痩せてきた
  • 元気がない
  • 腹水による呼吸困難

肝リピドーシス(脂肪肝)

肝リピドーシスとは、脂質代謝の異常により、肝臓に過度の脂肪が溜まった状態です。中年齢の肥満気味のねこちゃんに起こりやすいとされています。糖尿病などのホルモンの異常、膵炎、栄養が偏った食事、急なダイエットなど、様々な原因により引き起こされます。

症状

  • 数日から1ヶ月程度、食欲がない
  • 体がだるそうなしぐさをみせる
  • 一日中、眠そうにしている
  • ダイエットをしていないのに、痩せてきた

慢性腎不全

10歳前後のねこちゃんに多くみられる病気です。初期段階には多飲多尿(水をよく飲み、尿の量が増える)以外に目立った症状は現れませんが、症状が進行するにつれ、腎臓の機能が低下し、尿の量が増えているにもかかわらず老廃物などを排出することができなくなり、体内に溜まっていくようになります。ですので、初期段階のうちに腎機能の低下を発見することが重要となります。

症状

  • 多飲多尿
  • 尿からあまり臭いがしない

トキソプラズマ症

トキソプラズマ症とは、トキソプラズマという寄生虫に感染することで起こります。トキソプラズマに感染した豚肉や鶏肉を生で食べたり、感染したねこちゃんの排泄物中のトキソプラズマのオーシストが、何らかの要因により口に入ったりした時などに感染します。子ねこちゃんに発症した場合、発熱、呼吸困難、嘔吐など様々な症状が現れ、多くの場合、命を落としてしまうことになります。

症状

  • 発熱(子猫)
  • 呼吸困難(子猫)
  • 嘔吐(子猫)
  • 粘血便(子猫)
  • 黄疸(子猫)
  • 下痢(成猫)
  • 貧血(成猫)
  • 虹彩炎(成猫)
  • ブドウ膜炎(成猫)
  • 歩行障害(成猫)
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